【賃貸】不動産屋が教えるお部屋探しでよく質問のある疑問や注意点

 

今回は賃貸のお部屋探しでよく質問される事や、気を付ける事、注意点を書いていきます。
実際に接客している際によくご質問のある内容ですので、同じ疑問を持たれている方もいらっしゃるでしょう。参考になさって下さい。

 

一つずつ見ていきましょう。

 

賃貸でお客様によく質問されること

どのくらいで入居できる?

物件の見学から申込みをしてどのくらいで住めますか?というご質問は多いです。

 

一年後に引っ越すから見に来たという方もいらっしゃいますが、物件の空室状況は日々変わります。午前中見学した物件が、夕方や翌日には申込み済みなんて事もよくあります。

 

物件は基本的に予約が出来ません。感覚的には2ヶ月待ってもらうのもありがたいケースかなと。

 

通常ですと申込みから1ヶ月前後ですね。「会社の決まりで2週間以内に入居して下さい」という管理会社もあります。

 

早く住みたい場合は、見学した日に良ければ申込みと審査をかけて、業者はすぐ書類作って1週間以内でも入居は可能ですが、最短日はケースバイケース、状況次第でしょう。

 

探し始めるタイミングとしては、物件の空室は日々変わるので引っ越しをしたい1ヶ月半~2ヶ月程前からインターネットで探し始め目星をつけておき、入居を希望する時期の1ヶ月程前に見学に行って良ければ申し込む位が時間に余裕もあり良いでしょう。

 

連帯保証人は必要ですか?

連帯保証人に関しては、保証会社を利用する場合は不要な場合が多いです。

 

保証会社を使っても審査状況によっては連帯保証人を求められます。(収入に対して家賃が高い、国籍、高齢又は若いなど)

 

保証会社を使って連帯保証人不要でも、緊急連絡先の肉親の方は必要となります。保証会社によっては友人や会社の同僚なども緊急連絡先に指定可能な場合も有(その場合保証料が高いケースが多い)

 

働いていないけど借りられますか?

保証会社を利用し、かつ預貯金の額によって審査されます。契約期間の賃料総額+生活費+αの貯金があれば保証会社審査をかけ、あとは大家さんの判断となります。預貯金額によって、また保証会社にもよりますね。収入がない場合では審査してもらえないケースもあります。

 

保証会社の承認が下りれば大家さんもOKしてくれるでしょう。

 

尚、年金や、その他の所得も収入に含まれます。

 

生活保護を受給しています。物件を借りられますか?

こちらは大家さん次第です。ですから生活保護受給者可の物件をピンポイントで探します。ペット可などもピンポイントで探しますね。

 

受給額に応じ、費用の面で賃貸条件を調整してくれる大家さんもいらっしゃいます。

 

インターネット使い放題ですか?

建物全体でインターネットに加入していて、使いたい放題の物件もあります。注意点は、プランによっては別途費用がかかる場合や、○○GBまでといった制限もある場合があるので、初めに確認しておきましょう。

 

地方から引っ越すので見学と契約一日で全て終わりますか?

契約の流れは基本的に、見学→申込→審査→承認→契約→引渡しとなりますので、一日で全て終わらせるのは難しいです。

 

ただ、保証会社の審査も最短でその日すぐ結果が出る所もあり、すでに契約書類やカギの準備が出来ていれば100%不可能ではないです。状況や管理会社によりますね。

 

また、契約する前に必ず必要な重要事項説明書の説明がSkypeや不動産業者の導入しているシステムに限られますが、スマホやパソコンなどオンラインを用いて非対面で今現在、本格的に運用開始となっています。

 

まだ、導入している業者は限られますが、不動産会社まで足を運ぶ回数も減り、借りる方にとってはメリットがありますね。

 

今後、不動産業界もIT化していき、VRで見学もオンラインで可能になっていくでしょう。

 

契約書の注意点

契約書の「特約」「条文」はしっかり理解、確認しよう

賃貸借契約書のあとの方に「特約」と「条文」があります。

 

こちらには取り決めと大事な事が書いてあります。

 

記載例

 

※退去時に原状回復費としてクリーニング代が○万円かかります。

 

※毎月町内会費○○円、賃料口座振替手数料○○円が別途かかります。等々。

 

家賃と共益費(管理費)の他に毎月かかる費用や、退去時にかかる費用も理解しておきましょう。分からない事があればどんどん質問して下さいね。

 

断言します。最終的に部屋探しはフィーリングです。

お部屋探しは実は就職や恋愛に似ています。

 

一目惚れってありますよね?

 

様々な職業やたくさんの異性がいる中で、なぜこの会社を選んだのか。なぜこの人を好きになったのか。

 

理屈ではないですよね。

 

住まいも似ていて、自分の中で希望する間取りや広さ、家賃、その他条件があるでしょう。

 

最初に好きなタイプや、やってみたい職業がある中から選ぶ。

 

一緒にいて落ち着くなぁとか、楽しいなぁとか。

 

この会社が大好きだとか。この人と一緒に働きたいとか。

 

物件も最終的に見学に行った時のフィーリングを大事にして下さい。物件の前に立った時の空気感、そして玄関を開けた瞬間にもう分かるはずです。

 

僕も何回も引っ越しをしていますが、これで失敗した事がありません。だから言いたいのです。

 

大事なポイントはしっかり押さえて、新生活をスタートさせていきましょう。楽しい新生活が待っていますよ!

物件の探し方のコツはこちら▼

 

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