主婦や学生もチャレンジ!毎年20万人前後が受験する人気国家資格「宅建」とは?

『万が一今年不合格なら翌年無料受講可能な合格保証付』のスタケン

 

皆さんは宅建という資格は知っておりますでしょうか?

毎年10月に年1回、全国で約20万人前後の人が受験する人気の国家資格です。

不動産業界や金融機関、建築会社などに就職、転職する際に有利と言われております。

僕は平成27年度に合格しましたがどんな資格なのか合格するとメリットはあるのか、色々紹介していきます。

人気の資格「宅建士」とは

正式名称は「宅地建物取引士」。略して宅建(たっけん)もしくは宅建士。

名前が平成27年度にから変わりまして、それまでは「宅地建物取引主任者」でした。

僕は宅地建物取引士元年に合格しました。

不動産業者には宅建士が必ず必要

まず不動産業者は免許制度なので都道府県知事、または国土交通大臣の免許を受けなければいけません。(これは会社の方の免許)

また、事務所はこうじゃないとダメですよとか、専任の宅地建物取引士を置かないといけないことになってます。

 

「専任」の宅地建物取引士ってなに?

専任というのが、他で働いていない人で、別の会社で社員や役員、アルバイトやパートもNG。常に会社にいる人のこと。

 

宅建士の人数にも制限がある

宅建士は従業員5人に1人置かないければいけません。
ですので不動産屋さんの従業員全員が宅建資格を持ってるとは限りません。(全員持ってる会社ももちろんあります)

 

宅建士の仕事って何をするの?

宅地建物取引士の独占業務は「重要事項の説明、
重要事項説明書の記名押印」「契約書の記名押印」です。説明しますと↓

 

お家ここに決めます!と、なったら契約の前に重要事項説明書という書類を説明します。いざ買った、借りたあとに聞いてない!とかそれ知ってたら買わなかった!とかなったら大変です。

 

ですので買う方、借りる方を守るために大事な事は事前に説明しましょうというのが重要事項説明書。これが宅建士じゃないと説明してはいけないのです。宅建士の名前で書類に名前記入と印鑑も押します。

 

重要事項説明で問題なし、となれば安心して次に契約書の説明を受けるわけですが、契約書の説明は資格のない従業員でも認められています。契約書にも宅建士が名前を記入して印鑑も押します。

 

家を買うとき宅建持ってない営業マンで大丈夫!?

実質5人に1人宅建士がいれば会社の運営上いいわけですから資格を持っていない従業員もたくさんいます。実際不動産歴30年のベテランさんで宅建なしの方とかもいます。

 

実際にお店に行ったときに宅建士ではない営業担当だったら、重要事項説明は宅建士の方が説明してくれるんだなって思ってもらえればいいと思います。

 

上記に書いたような30年のキャリア営業さんだったら現場の経験が豊富ですし、担当営業マンが新人だったとしても普通ベテランの上司がサポートしてくれますので心配ないと思います。

それより担当営業に求めるものって、人間性だったり嘘をつかない、言った事は必ずやってくれる、コミュニケーションがとりやすい、などの方が個人的には重要かなと。

 

宅建士が会社を辞める場合の補充

人数制限がある宅建士が会社をやめてしまう場合、会社側は2週間以内に新しい宅建持ってる従業員を入れなければいけないことになってます。

 

就職、転職に有利なのは、このことも大きいですね。5人に1人最低でも宅建士がいないと会社が出来ませんから。 給料で宅建手当も数万円もらえますしね。

 

じゃあ宅建を取ろう!手に職だ!

って方。まずどんな試験かというと、
全50問、4拓のマークシート
 
年齢、性別、学歴関係なしでだれでも受験できる。

 

住んでる都道府県の会場で受験(大学とか借りて実施している)
 
試験日は毎年1回、10月の第3日曜日、13:00~15:00の2時間
 
申し込みは7月中
 
受験料  7,000円 申し込み前に振込
このような感じです。

 

マークシートじゃマグレで受かるかも!?って方、僕のまわりでもたくさん受けてますがラッキーで合格した人は1人もいません…。きちんと勉強をやりきった人だけが手に入れる資格です!

合格ラインはどのくらい?

過去10年の合格ラインはこんな感じ。

 

平成19年度  受験者数209,684人  合格36,203人  合格率17.3%  合格点35点
平成20年度  受験者数209,415人  合格33,946人  合格率16.2%  合格点33点
平成21年度  受験者数195,515人  合格34,918人  合格率17.9%  合格点33点
平成22年度  受験者数186,542人  合格28,311人  合格率15.2%  合格点36点
平成23年度  受験者数188,572人  合格30,391人  合格率16.1%  合格点36点
平成24年度  受験者数191,169人  合格32,000人  合格率16.7%  合格点33点
平成25年度  受験者数234,586人  合格28,470人  合格率15.3%  合格点33点
平成26年度  受験者数238,343人  合格33,670人  合格率17.5%  合格点32点
平成27年度  受験者数194,926人  合格30,028人  合格率15.4%  合格点31点(私が合格できた年)
平成28年度  受験者数198,463人  合格30,589人  合格率15.4%  合格点35点

 

このような感じ。

 

今年平成29年度試験は終わり。合格発表は11月29日(水)です。

(11月29日追記:合格点は35点でした!)

毎年受験者全体の出来で合格率15%~18%くらいが合格になるようです。みなさんの出来で変わります。

 

ちなみに過去の最年少合格者は12歳、最高齢は90歳との事…。すごいですね。

 

すでに不動産業界にお勤めの方は試験一部免除の制度があります

僕もこれは受けましたが、不動産業者に勤めている従業者証明書を持ってる方は(全員持たないといけない)、国土交通大臣の登録講習機関の講習を受けて修了試験に合格すれば、その3年以内に受ける試験は5問免除になります。

 

その場合は全45問、試験時間は10分少なくなります。35点前後が合格する試験で5問は大きいです!本試験申し込みは7月ですが、5問免除講習はもっと早いです。期限だけは気をつけましょう。

 

 

宅建試験は必ず合格すると決めた人が合格する

宅建試験は「気持ち」です。(持論)
絶対取るって決めた人は取ります。

 

よくいわれているのが勉強時間を試験まで300時間確保しようというですが、試験までの日数を計算して、あと◯ヶ月だから1日1時間コツコツやろうかなとか計画は大事ですね。

 

あと多少僕は甘えてもいいと思います。眠いときは寝る。またがんばればいいんです。

 

3日に1回3時間勉強するなら、毎日1時間やった方が力になると思います。頭の中が宅建脳になっていきます。継続は力なり。

 

勉強方法はそれぞれに合うやり方があると思います。

 

一般的だと

 

1.スクールに通う(3ヶ月以上みっちりコースとか直前叩き込みコースとか色んなコースがある。数万円~数十万円)
 
 
2.ユーキャンなどの通信講座(テキストや問題集、CDやDVDも付いてる。スクールよりかはだいぶ割安)

 

 
3.テキスト、問題集、過去問などを買って独学で挑む
 
 
4.スマホやタブレットで宅建学習アプリでクイズゲーム感覚で学んでいく

 

このような感じ。

 

勉強方法は合う合わないがありますが、家で勉強するにはテレビや携帯、パソコンなど、目の前の誘惑に負けてしまうと思う方はやらなければいけない環境を作ってしまう1のスクール。

 

いやいや、そんなにお金かけられないし、家で頑張るよ、っていう方は2の通信講座か3の独学←僕はこれでした。

 

4のアプリで勉強もサクサク解いてドンドン覚える事ができればいいと思います。

 

これのメリットは無料会員登録をしるアプリやサイトだとランキングが出たり、掲示板があったりして他の同士達と情報交換出来たり励まし合いながら頑張る事ができたりします。

 

僕はテキストと過去問で合格できました。独学派です。

私が合格できた方法も参考にしてみて下さい▼

 

 

 

何より合格したいという気持ちが一番重要な合格への近道

実は僕は5問免除があったのに3回目で合格しました。3回目、これでダメならもう宅建いらない!って決めて勉強して合格しました。

 

ですので最終的には合格したい気持ちが一番大事!

 

自分に合う勉強法が必ずあります。頑張りたい方、応援しています!

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